@article{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00029448, author = {大西, 将史 and 毎田(久保), 遥香 and Ohnishi, Masafumi and Maida(Kubo), Haruka}, issue = {7}, journal = {福井大学教育・人文社会系部門紀要, Memoirs of the Faculty of Education, Humanities and Social Sciences University of Fukui}, month = {Jan}, note = {本研究では,幼児期及び児童期における向社会的行動の理由づけの発達について検討した。年少児から小学6年生計212名を対象に,年少児から小学2年生までは個別のインタビュー調査を,小学 3 年生以上では集団での質問紙調査を行った。最も仲の良い同性友人を挙げさせた上で,その友人が水筒のお茶を飲み干してしまい困っているという仮想場面を提示し,友人の気持ち,自身の取る行動とその理由について回答を求めた。自身の行動については,212名中178名が分与行動をすると回答し,年代ごとの割合は年少児から年長児にかけて増加し,その後は8割以上の高い水準であった。行動の理由づけを先行研究に基づいて 8 つのカテゴリーに分類した結果,分与行動を示した者のうち「かわいそうだから」という愛他的理由づけをした者は最も多く約 7 割程度であった。年代ごとでは,年少児のみが「お茶がないから」という実際的理由づけが多く,年中以降では愛他的理由づけが最も多かった。小学生以上ではこれら以外の理由づけもみられ,理由づけの多様化がみられた。友人の気持ちについて「お茶を欲しがっている」という相手の要求に言及することが分与行動と結びついていることも明らかになった。}, pages = {91--112}, title = {幼児期及び児童期における向社会的行動の理由づけの発達 ―仮想場面を用いた友人への分与行動の分析―}, year = {2023}, yomi = {オオニシ, マサフミ and マイダ(クボ), ハルカ} }