@misc{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00028642, author = {京極, 暁子 and 廣澤, 愛子 and 大西, 将史}, month = {May}, note = {本研究では,大学生の発達障害についての理解度と,発達障害学生に対する援助意識との関連性について検討するため,3側面の発達障害についての理解度,仮想場面における援助の必要性認知および援助行動共感性および援助規範意識からなる質問紙を大学生および大学院生156名(男性53名,女性103名)に実施し,得られたデータを質的・量的観点から分析した。量的観点から行った判別分析の結果,「援助の必要性認知」には,共感性および援助規範意識の影響を統制しても「発達障害特性についての理解」が,「講義場面での援助行動」には「発達障害の理解度に関する自己評価」が関連しており,発達障害の下位分類や障害特性についての理解は援助行動と関連していないことが明らかとなった。また,質的分析の結果から,「衝動性の高さ」といった障害特性は本人の性格と捉えられがちであり,さらに周囲の人も巻き込まれる可能性があるため,援助意識が生じにくいことが明らかとなった。これらの結果を踏まえて,大学における発達障害学生への支援に必要なことについて考察した。}, title = {大学生の「発達障害についての理解度」と「発達障害学生に対する援助意識」との関連性}, year = {2020} }