@article{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00027996, author = {村上, 亜由美 and 青山, 和絵 and MURAKAMI, Ayumi and AOYAMA, Kazue}, journal = {福井大学教育地域科学部紀要 第V部 応用科学(家政学編)}, month = {Jan}, note = {前報4)に続き、白飯とおかずの食べ方に対する指導の科学的根拠を明らかにすることを目的に、日本型食生活といわれる白飯を主食とする献立形式の食事において、白飯とおかずの食べ方、特に、伝統的な食べ方である三角食べや口中調味の実践と、食品の好き嫌いについて調査するため、学校給食時における小学1年生の児童の食べ方を観察記録した。その結果、ばっかり食べをしている子どもは少数であるが、口中調味をしている子どももまた少数であることがわかった。学校給食では、飯にも味がついていたり、ふりかけや佃煮などで白飯を食べやすくする工夫がされていたりするため、口中調味を行って食べる必要があまりなく、さらに、おかずの量が少ないなど、三角食べに向いていない献立が多かった。大部分の保護者は、三角食べは大切であると考えているが、実際には家庭においてあまり注意されていなかった。食事マナーは全般的によく、家庭において家族みんなで注意しているためであると推察された。また、担任教諭や周りの子どもにより、食事マナーや好き嫌いに影響を受けることがわかった。嫌いなものであっても、何度も繰り返し、担任教諭や周りの子どもから声かけや手助けを受けることにより食べられるようになっていた。1人1人の食べ方や食事マナーについて、担任教諭が毎給食時に指導することは難しいが、学級への全体指導として前を向いて食べるように徹底させること、そして、給食を楽しんで食べられる雰囲気にすることが重要である。}, pages = {31--43}, title = {学校給食時の観察からみた児童の料理の食べ方と食事マナー}, volume = {47}, year = {2009} }