@article{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00026693, author = {草桶, 勇人}, journal = {福井大学教育実践研究}, month = {Feb}, note = {従来,単元「連立方程式」と「一次関数」は別々に扱っている内容である。しかし,本実践では2つの 単元を融合させ,現実事象を考えながら代数分野と関数分野を同時に学習するカリキュラムを設定した。 現実事象として,「携帯電話の料金プラン」「修学旅行の移動のようす」という場面を設定し,子どもの考 えや発想をもとにした授業の流れを組み入れた。 第一次では,携帯電話の料金プランを考える中で,料金プランの背景に存在する数学的意味,つまり式・ グラフ・表が相互に関係すること,2つのプランで同じ料金になるところに注目しながら2直線の交点と 連立方程式の解が同じとなることを確認した。第二次では,修学旅行の移動のようすを考える中で,自分 の動きをグラフに表したり,グラフから分かることを挙げたりした。そして,動いている2つが出会うよ うな問題づくりを行い,作成した問題の仲間分けをして,効率よく問題を解き合う中で,速さとグラフの 傾き,座標,変域,グラフの平行移動,切片,座標などの考えを学習し,一次の概念を形成した。 単元終了後に,式とグラフの有用性に関するアンケートをとったところ,実践前よりも実践後のほうが, 式の有用性を感じる生徒が増加したが,グラフに関しては減少する結果となった。}, pages = {121--128}, title = {連立方程式と一次関数を同時に学習するカリキュラム開発 : 身のまわりのできごとを式やグラフで考察する}, volume = {38}, year = {2014} }