@article{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00026265, author = {今尾, ゆき子}, journal = {福井大学教育地域科学部紀要 第I部 人文科学(国語学・国文学・中国学編)}, month = {Jan}, note = {本稿は福井県坂井市丸岡町方言における「ナ形容詞」の活用形式とその使い分けに関してアンケートとインタビューによる調査をもとに考察したものである。考察の結果、丸岡町方言の「ナ形容詞」は「ナ型がた」「ゼロ型 がた」「ヤ型がた」の3つの活用型に大別され、1<語幹><終止><連体>が同一形式 2<語幹>と<終止>が同一形式 3過去活用語尾にイ形容詞と同一形式を用いるといった地域語特有の語形変化を有することが明らかになった。これら3つの活用型の使い分けについて時間的限定性を用いた評価的な意味の観点から考察し、「ナ型」の非過去形は<特性><評価>、「ゼロ型」非過去形は<状態><表出>、「ヤ型」の非過去と過去形は<状態><評価>を表す場合に多用されることを指摘する。}, pages = {1--16}, title = {気づかない方言文法 : 福井県坂井市丸岡町方言における「ナ形容詞」の用法}, volume = {59}, year = {2009} }