@techreport{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00023408, author = {村田, 哲人 and 丸岡, 伸行 and 藤林, 康久}, month = {Mar}, note = {近年、抗てんかん作用に加えて、気分安定薬としての有用性が注目されているバルプロ酸 の脳内代謝活動への直接的な影響について、ラット新鮮脳切片を用いて評価した。バルプロ 酸(≧10mM)投与により、対照群に比べてポジトロン核種^<18>F を含むグルコースアナログ ([^<18>F]FDG)の取り込みが増加した。またバルプロ酸(≧30mM)投与により、対照群に比べ ミトコンドリア機能(テトラゾリウム塩WST-1の還元能)が有意に低下した。以上の結果よ り、バルプロ酸によってミトコンドリアでの好気的糖代謝が低下し、代償的に嫌気的糖代謝 が亢進したと考えられた。これら脳内代謝活動の変化が、バルプロ酸の薬理作用および中枢 神経系副作用(Reye症候群などの代謝性脳症やパーキンソン症候群など)の発症機序に関与 している可能性が示唆された。, 競争的配分経費(医学部)}, title = {バルプロ酸による脳内代謝変化とその薬理的メカニズムに関する研究}, year = {2009} }