@misc{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00020546, author = {塚本, 仁 and 山下, 久美江 and 矢野, 良一 and 中村, 敏明 and 飛田, 征男 and 山下, 政宣 and 政田, 幹夫 and TSUKAMOTO, Hitoshi and YAMASHITA, Kumie and YANO, Ryoichi and NAKAMURA, Toshiaki and HIDA, Yukio and YAMASHITA, Masanori and MASADA, Mikio}, month = {Dec}, note = {近年の文献報告では、バンコマイシン(以下、VCM)の有効性は24時間の血清中濃度時間曲線下面積(以下、AUC_24)と最小発育阻止濃度(以下、MIC)の比(以下、AUC_24/MIC)とよく相関し、methicillin-resitant Staphylococcus aureus(以下、MRSA)肺炎においてはその値が400以上必要と報告されている。我々は、現在のVCM治療域濃度の妥当性を評価するため、トラフ濃度とAUC_24との関係、さらにAUC_24/MICの要素であるMICについて調査した。 福井大学医学部附属病院においてVCMが投与された成人患者188名を対象とし、ベイジアン法を用いて求めた推定動態パラメータから定常状態におけるAUC_24を算出した。その結果、トラフ濃度と算出したAUC_24は、y=25.60x+124.39の回帰式で示された。得られた回帰式、並びにMRSA臨床分離株のMIC分布(MIC_50 1.5μg/mL, MIC_90 2μg/mL)から考えると、AUC_24/MIC>400を満たすためには、トラフ濃度を15~25μg/mL以上に保つ必要があると考えられた。}, title = {PK/PDパラメータを指標としたバンコマイシンの薬物血中濃度モニタリング}, year = {2006} }