@misc{oai:u-fukui.repo.nii.ac.jp:00019973, author = {佐々木, 綾子 and 小坂, 浩隆 and 末原, 紀美子 and 町浦, 美智子 and 波崎, 由美子 and 松木, 健一 and 定藤, 規弘 and 岡沢, 秀彦 and 田邉, 美智子}, month = {Feb}, note = {幼児との継続接触体験を出産・育児経験のない青年期男女に実施し,その親性育成効果の男女差を心理・生理・脳科学的に明らかにすることを目的とした。青年期男性9名,女性10名に対し,保育園の0歳児クラスで週1回3ヵ月間実施した。親性育成評価のために質問紙調査および親性を喚起しやすい乳児の笑い場面・泣き場面の映像を提示し,心理(STAI状態不安)・生理〔心拍パワースペクトル(LF/HF)〕・脳科学(fMRI)的評価を体験前後に行い男女を比較した。その結果,1)親性準備性尺度得点は女性において体験前より体験後のほうが有意に高まった。2)STAIは男女とも体験前後に「安静」「笑い」より「泣き」で高まったが,男女問に有意な差は認めなかった。3)心拍パワースペクトル(LF/HF)は男性において,体験前後とも「安静」「笑い」より「泣き」で高まったが,男女間に有意な差は認めなかった。4)fMRIにおいて女性は体験後感情や注意認知領域である左側帯状回,両側中前頭回が有意に賦活したが,男性では認めなかった。女性のほうが体験をとおし乳幼児の泣きに対する敏感性,関心が高まることが心理・脳科学に明らかとなり,親性育成における性差への配慮の必要性が示唆された。}, title = {親性育成のための基礎研究(2)一青年期男女における乳幼児との継続接触体験:の心理・生理・脳科学的指標による男女差の評価一}, year = {2010} }